不動産広告のポイント、今度はマンションです。やはり、本紙のような仲介物件広告について、一戸建てとの違いも見ながら説明します。

■マンション仲介物件の場合
(1)交通/中古一戸建てと同じく、もよりの駅名やバス停名とそこまでの距離を、徒歩分数(一分=八〇mで換算し、端数は切り上げ)で示します。
(2)所在地/原則として、登記簿記載住所。これも中古一戸建てと同じです。
(3)専有(面積)・バルコニー(面積)/㎡で表示し、小数点以下は切り捨て。バルコニーの他にルーフバルコニーや専用ポーチの面積が記載されることもあります。なお、広告の専有面積は壁芯面積が普通で、登記簿面積(内法面積)はこれよりも若干小さくなります。
(4)間取り/3LDKなら、個室3室+リビング・ダイニング・キッチンの意味。「スペアルーム」「納戸」などは、建築基準法上の居室に当てはまらない部屋を指すことがあります。
(5)構造/RC造(鉄筋コンクリート構造)またはSRC造(鉄骨鉄筋コンクリート構造)が大半です。
「地上七階建三階部分」のように、全体の階数と物件がある階も表示します。
(6)築年月/建物の築年月を記します。なお、「新築」とは、建築後一年未満で、かつ一度も使用されていない物件のことです。
(7)管理費・修繕積立金/建物・設備の維持管理費や長期修繕用に積み立てられる費用を月額で明記します。管理人の勤務形態(常駐・日勤・巡回など)を記すこともあります。
(8)取引様態/「仲介」(または「媒介」)の場合は、物件価格の他に仲介手数料の用意が必要。他に、不動産会社が直接販売する「売主」、売主の代理人となる「代理」があります。
(9)広告主/商号の他、所在地や免許番号、加盟団体名が書いてあります。これも、一戸建てと共通です。