中古一戸建てを選ぶ上で、不動産業者の役割はとても大切です。カギは、その仕事ぶりと安心できる相手かどうかの見極め。二つのポイントを挙げておきましょう。

(1)宅建免許番号に注目

不動産広告の社名に「京都府知事免許(○)第○○○○番」などと記されているのが、宅建番号です。これは、いわば正当な不動産業者の身分証明書番号。「当社は宅建業法に基づく適法な仕事を行っています」という宣誓です。

宅建免許には都道府県知事免許と国土交通大臣免許がありますが、これは営業範囲の違いだけ。それより、免許の更新回数を示すカッコ内の数字に注目しましょう。一般論として、地道な信頼を大事にする業者ほど、営業年数も長いと考えられるからです。もっとも、営業年数が短くても良心的な業者はたくさんいます。あくまで参考程度と考えてください。

より詳しい情報を得たい時は、都道府県または国土交通省が設置している「宅地建物取引業者名簿」を閲覧します。営業経歴や違反事項の有無などが分かります。不動産に詳しい人の口コミや、インターネット上の情報も参考になるかもしれません。

(2)業者の得意分野を確認

たとえば、左京区で中古一戸建てを探すなら、やはり左京区に詳しく中古一戸建てを多く扱っている業者の方が安心できるでしょう。同じ不動産業者といっても、一戸建てが得意なところとそうでないところがあります。地域的な得手不得手も見逃せません。

こうした得意ジャンルは、広告からある程度推測できます。また、事務所が置かれている地域や沿線も手がかりになります。鉄道路線に沿って支店展開を行っている業者もありますが、特定の沿線でマイホームを探す時には重宝でしょう。広域で店舗展開を行っている業者に依頼するのも一案です。